ケガや病気に関するリスク

日本には公的医療保険制度があり、短期滞在等の場合を除いて、外国人居住者にも加入が義務付けられています。

ただし、公的医療保険制度では治療費の全額は補償されないため、一定額は自己負担する必要があります。
特に、入院や手術の費用を工面しなければならない場合、突然の大きな出費や支払が困難な事態に直面することになるかもしれません。
例えば、1日あたりの平均的な入院費用は、2万円近くにのぼります。

ケガに備えるため、傷害保険に加入していると安心です

多くの損害保険会社では、次のような保険を提供しています。

補償内容

傷害保険では、被保険者が日本国内または国外において、急激かつ偶然な外来の事故によって傷害を被り、以下の状態となった場合に、定額の保険金を受け取ることができます。

  • 死亡
  • 後遺障害
  • 入院・通院・手術

※傷害保険はケガに備える保険であり、病気の場合は補償しません。

普通傷害保険の補償事例

  • 交通事故による死亡
  • 階段の踏み外しによるケガ
  • 自転車の転倒によるケガ
  • サッカーの試合中のケガ
  • 料理中のやけど
  • 旅行中のケガ
  • 勤務中のケガ

詳しい補償内容は保険会社によって異なりますので、あなたに合った商品を探してみましょう。

傷害保険の種類

傷害保険には、日常生活を全般的に補償する保険から、補償範囲を限定している保険まで、様々な種類があります。

  • 家族傷害保険では、被保険者本人だけでなく、ご家族も補償の対象となります。
  • 交通事故傷害保険では、交通事故によるケガのみを補償します。
  • 海外旅行傷害保険は、他の傷害保険と異なり、海外旅行中の病気も補償します。
    また、海外旅行中に生じた損害賠償責任や持ち物の損害、事故に巻き込まれた場合に親族が現地に渡航する費用や滞在する費用も補償します。

※以上の説明は日本の法律や慣行に基づいたものであること、および、一例を示したものであることにご留意ください。
実際には、個別のケースによって異なります。

病気に備えるため、医療保険に加入していると安心です

傷害保険はケガに備える保険であり、病気の場合は補償しません。

病気で入院・通院・手術を受けた場合には、高額な治療費を負担する可能性がありますので、傷害保険とは別に備えておく必要があります。

多くの損害保険会社では、次のような保険を提供しています。

補償内容

医療保険では、被保険者が病気やケガをして入院・通院・手術を受けた場合に、定額の保険金を受け取ることができます。
例えば、公的医療保険の自己負担部分、入院に伴う諸費用(差額ベッド代、親族付添費用などを含みます)、高度先進医療を受けた場合の技術料等について、一定額を保険金として受け取ることができます。

※以上の説明は日本の法律や慣行に基づいたものであること、および、一例を示したものであることにご留意ください。
実際には、個別のケースによって異なります。